大気汚染防止技術
13|05 格納先:たちつてと
1.SOx硫黄酸化物の排出抑制技術:燃料中の硫黄分の除去技術(脱硫)と排ガスからの除去技術(排煙脱硫)に分かれる。
・重油の脱硫:高温高圧で重油と水素を接触させ重油中の硫黄分を硫化水素として除去する水素化脱硫法が普及
・排煙脱硫:排ガスを水酸化カルシウム溶液や水酸化マグネシウム溶液と接触させ硫黄分を石こうや硫酸マグネシウムとして除去する方法が主流
2.NOx窒素酸化物の排出抑制技術:窒素酸化物は燃焼時の高温で空気中の窒素と酸素が反応して生成されるので、生成反応を抑制する技術と排ガスからの脱硝技術に分かれる。
・生成抑制技術:燃料の燃焼過程で窒素酸化物が生成しないように、燃焼条件や装置を改善、または低窒素分の燃料を使用
・排煙脱硝技術:排ガス中の窒素酸化物を除去する方法は、乾式法と湿式法があるが、実用化されている技術の多くは排ガス中の窒素酸化物をアンモニアと反応させて窒素と酸素に分解する乾式法です。
参考:湿式法とは、窒素酸化物をオゾンで酸化し亜硫酸ナトリウム溶液に吸収させる方法
3.集じん技術:電気集じん装置、ろ過集じん装置などの集じん装置、洗浄集じん装置で、排ガス中のばいじんを除去。
・重油の脱硫:高温高圧で重油と水素を接触させ重油中の硫黄分を硫化水素として除去する水素化脱硫法が普及
・排煙脱硫:排ガスを水酸化カルシウム溶液や水酸化マグネシウム溶液と接触させ硫黄分を石こうや硫酸マグネシウムとして除去する方法が主流
2.NOx窒素酸化物の排出抑制技術:窒素酸化物は燃焼時の高温で空気中の窒素と酸素が反応して生成されるので、生成反応を抑制する技術と排ガスからの脱硝技術に分かれる。
・生成抑制技術:燃料の燃焼過程で窒素酸化物が生成しないように、燃焼条件や装置を改善、または低窒素分の燃料を使用
・排煙脱硝技術:排ガス中の窒素酸化物を除去する方法は、乾式法と湿式法があるが、実用化されている技術の多くは排ガス中の窒素酸化物をアンモニアと反応させて窒素と酸素に分解する乾式法です。
参考:湿式法とは、窒素酸化物をオゾンで酸化し亜硫酸ナトリウム溶液に吸収させる方法
3.集じん技術:電気集じん装置、ろ過集じん装置などの集じん装置、洗浄集じん装置で、排ガス中のばいじんを除去。