あいうえお

アジェンダ21

1992年のリオデジャネイロの地球サミットで採択された21世紀に向けて持続可能な開発を実現するための具体的な行動計画。リオ宣言に盛り込まれた諸原則をふまえ4部構成、40章、英文で500ページに及ぶ
「第1部 社会的・経済的側面(第2〜第8章)」
開発途上国の持続可能な開発を促進するための国際協力と関連国内政策
開発途上国の人口問題、貧困問題の支援、人の健康の保護、持続可能な人間居住の開発促進、環境と開発のバランス
「第2部 開発資源の保全と管理(第9〜第22章)」
地球環境保全に向けた個別課題ごとの対策と管理施策
「第3部 主たるグループの役割と強化(第23〜第32章)」
関連する人々や各種団体の役割。国民、非政府組織、地方公共団体、労働者及び労働組合、産業界、学会などの役割と取り組み
「第4部 財源・技術などの実施手段(第33〜第40章)」
計画実施にあたっての資金、技術移転・協力、教育・啓発・訓練、国際的な機構整備の体制

United Nations Division for Sustainable Development - Agenda 21

雨:日本語

春雨(はるさめ):春、芽の出る頃にふる雨 梅雨(つゆ):6月から7月初めの降り続く雨 五月雨(さみだれ):6月から7月初め陰暦五月頃に降る長雨。 村雨(むらさめ):さっと降ってすぐやむ雨 夕立:夏の夕方急にふる雨 秋雨:秋にふる雨 時雨(しぐれ):秋から冬にかけてふる雨で時々さっとふる

アスベスト

石綿とも呼ばれ耐熱性能が高く加工しやすいため、古くから屋根材や断熱材として使用されてきた。また学校や病院などの大規模な建築物での利用も多く使用総量は明確に把握されていない。アスベストのきわめて細かい繊維を吸い込むことが、じん肺や悪性中皮腫などの原因になると言われ、WHO(世界保健機構)では肺がんを引き起こす可能性があると言われている。

一次エネルギー

普段の暮らしで使用されるエネルギーは、石油などのエネルギーから電力会社が電力として供給されている。このように使いやすいように形を変えることを「転換」というが、転換前のエネルギーを一次エネルギーという。自然界に存在するままの状態でエネルギーとして利用されるもので、石油・天然ガス・LPガス・石炭・水力・原子力などをいう。
一方、ガソリン・灯油・重油、都市ガス、電力など転換後のエネルギーを二次エネルギーという。

遺伝子組み換え食品

ある作物に他の作物の遺伝子を組み込み、もとの作物の弱点を補い生産量を上げる。人口増加で予想される食糧確保や健康・栄養面の改善、医療目的と注目されている技術ではあるが、安全性についてはまだ確認がされていないことで、遺伝子組み換え食品を排除される動きが起こったり、動物への利用される場合の倫理面の問題等が疑問がでている。

遺伝資源 生物資源 

人間の生活に必要な食料、衣料、薬品などの原材料となる生物を生物資源という。品種改良などで蓄積された多種多様な品種群を遺伝資源という。遺伝資源は広義の生物資源に含まれる。またバイオテクノロジー研究においても重要な資源である。
生物多様性条約では、生物資源を持続可能な形で利用、遺伝資源は公平に利用することを目的とした国家戦略や計画を作成も規定している。

イオン交換法

重金属による汚染防止技術に使用される技術で、イオン交換樹脂により、排水中の重金属イオンを吸着させる方法。

インベントリー分析

インベントリー分析とは、製品のシステムの一生において投入される資源やエネルギー(インプット)と生産で排出される排気ガスや廃棄物(アウトプット)を分析することである。ライフサイクルアセスメント(LCA:Life Cycle Assessment)に利用される。
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エコタウン

環境調和型のまちづくりを目指し、1997年に創設されたエコタウン事業により整備が進められた地域。

エコハウス

環境への負荷の少ない設計・素材・工法・空調・廃棄物処理法などを取り入れた住宅の総称。

エコマネー

国が発行する国民通貨(マネー)に対して、地域住民自身が発行するのが地域通貨で、エコマネーともいわれる。1930年代の世界恐慌のころから導入され世界約2,500の地域で使用されている。日本でも福祉・環境保全・コミュニティの再生の目的で約70の地域で導入されている。

エコマーク

環境省の要請を受けた(財)日本環境協会が審査認定するもの。製品生産から廃棄までのライフサイクル全体を通して環境保全に役立つと認められた環境ラベル。<タイプⅠ環境ラベル>に該当。
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エコファンド

社会的責任投資(SRI)のひとつであるが、環境問題に熱心に取り組む企業の株式に投資する投資信託商品(多数の投資家から集めた資金をひとつにまとめ専門家が運用、成果を持ち分に応じて還元)のことを意味する。
参考:
社会的責任投資に関する日米英3か国比較調査報告書
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エネルギー資源の分類

大きく「化石エネルギー資源」(石油・石炭・天然ガス・LPガス)と「非化石エネルギー資源」(原子力・水力・地熱・太陽光・バイオマス)に分かれる。

温室効果ガス

二酸化炭素CO2、メタンCH4、一酸化二窒素N2O、フロン類(CFC、HCFC、HFC)。温室効果ガスの濃度は産業革命以降急激に増加。大気中の温室効果ガスの濃度が高くなると地球の温度が上昇するといわれる。(地球温暖化)

オゾン層

地上から約10数k〜50km上空の成層圏のオゾンが豊富な層のこと。大気中のオゾンの90%が成層圏に集まっている。オゾンは生物にとって有害な紫外線の多くを吸収する。
1970年代の終わりごろから南極上空で南半球の春期にオゾンホールが観測されるようになる。1988年には過去最大のオゾンホールが出現、また南極上空だけでなく世界各地でオゾン層が薄くなっていることが観測されている。このオゾン層破壊の原因は自然界に存在しない
フロンガスであることが明らかになっている。

オゾン層破壊の影響

オゾン層が薄くなると紫外線(UV-B)がオゾン層で吸収されずに地上へ照射され生物のDNAにダメージが与えられるとされる。その結果、皮膚がん、白内障などが増加。その他感染症による免疫力の低下、動植物の生育が阻害され生態系や農業にダメージ、光化学スモッグなど大気汚染への影響が考えられる。

オゾンホール

オゾン層における穴。1970年代の終わりごろから南極上空で南半球の春期にオゾンホールが観測されるようになる。オゾンは生物にとって有害な紫外線の多くを吸収するが、オゾンホールにより紫外線の照射量が増加、健康障害、農作物への影響が心配される。1988年には過去最大のオゾンホールが出現、また南極上空だけでなく世界各地でオゾン層が薄くなっていることが観測されている。このオゾン層破壊の原因は自然界に存在しないフロンガスであることが明らかになっている。
地上から約10数k〜50km上空を成層圏といいオゾンが豊富。大気中のオゾンの90%が成層圏に集まっている。